暗闇の中
最近は、放牧にだした牛たちを呼び戻すのは、すっかり暗くなってから。
特に、満月を2日も過ぎると、仕事中に自然光はありません。
牛舎からの光に、柵の外に並んで待つ牛たちの角や目が光って見えるのを横目で見ながら、フスマやイタリアンストローをエサ箱に入れていきます。
さて、入れ終わり、牛たちを呼びます。
多くの牛は待ちわびて中へなだれ込んでくるのですが、なかには、少し離れたところで寝そべって待つ子も。
それを呼びに、懐中電灯片手に草地へ入るのですが。
牛の群れているのより少し遠くに、黒い塊と光る眼が見えているので、呼ばれているのに気がつかないのかとちかよると、「フゴッ」っと、少し低めの声が。
牛の咳の声かと思って、もう少し近づこうとすると、また「フゴッ」
どうも、牛ではないらしい
そういえば、22日の満月の日にも、少し離れたところにいる黒い影に近づいたら、蹄の音も高らかに山へ逃げて行ったのがいたし。
旦那が、一ヶ月前に牛を追うときに大きな猪とニアミスしたし。
ということは、あれも同一個体なのでしょう。
・・・大きなオスの猪・・・
牛にまぎれていないでくださいよ・・・
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