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2010年8月23日 (月)

牛が認める

昨日は出荷で、牛の放牧作業を私が代理。

といっても、お昼に扉を開けて、夕方に呼び戻すだけですが。

その呼び戻し作業には、出来る限りは子供を連れていきます。
昨日は二年生の長男と三男。長男は普段あまり牛のところへ積極的にはいろうとはしません。
丘の下の方から草地へ入ると誰の姿もなく、「おーーーい」と声を上げると、丘の上から駆け下ってくる牛の群れ。
そのまま、私たちの周りを通り過ぎ、牛舎に入るものが三分の二くらい。
残り三分の一は、入口付近にたまってこちらの顔色をうかがっている。

長男を柵沿いの一番見通しの良いところに立たせ、三男は放っておき、私は牛の周りを走ってスキあらば草地へ戻ろうとする牛を牽制。
そんな風にして囲い込んで追い込むのだが、ここで、少し前ならひとりで立っている恐怖にかられて牛に向かって叫んでいた長男が、自分で考えて牛を追い込み始めた。
その動きに合わせて、牛も中へ入っていく。

牛が、長男のことを認めたらしい。
旦那がいないので、牛にしてみれば言うことを聞かないと怖い相手はいないのだ。こちらをなめてかかって、草地へ逆走することだってよくやることだ。
それでも私たちの言うことを聞いて素直に入っていったのは、草が十分に食べられたこと以外に、私たち、特に子供の事を群れの一員と認めたということだろう。

…新婚当時、大人なのでそれなりに認められるのは早かったが、言うことを聞かない牛の多かったことを思い出した。毎日旦那と一緒に見かけるし、餌もくれるので、群れの一員らしいが、順位は自分(牛)より下だな。という扱いだった。
自分が産ませた牛が増えるに連れて、順位が上がっていった感じでした。

実力と年功序列、両方で認められるには、時間がかかるものです。
子供達は、今から認められるのですから、すこしうらやましい。

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