銃声
鉄板が高いところから落ちたような、グワーンと響き渡る銃声 一発。
それが銃声と判るまでに、しばらく考えてしまったが、今朝方、隣家の熊の檻にでかいのがかかった話を思い出した。
しばらくまえからここいらを荒らしまわっていた奴に違いない。
集落の反対の端の家から隣家にいたるまでの、通り道の畑を何箇所も餌場にし、隣家では鶏を殺している。
納屋の扉を開けるだけならともかく、その奥の冷蔵庫を開けて米を食い散らかしたり、
電気牧柵の整流器(メインボックス?)を壊して、中にあるものを食べたり、
檻の入口付近の撒き餌のみ食べていた日もあったりと、かなり頭の良い個体だったらしい。
人家というか、里を餌場に認識してしまった熊を放獣するという判断は出来ない。
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