柵直し
冬の間に、あちこち痛んだ牧柵。
近年は、有刺鉄線から、少しづつ単管を組んだ柵に変換しつつあります。
これは、つてができて単管やジョイントが安く大量に手にはいりやすくなったのと、有刺鉄線だと「少し我慢すれば外へ出られる」事を学習した牛が増えてきたことがあります。
うちの牛にとって、「柵」はあまり大きな意味を成すものでないらしく。
「出たくなるところ」と「そうでないところ」の差が大きく、脱走するところは大体決まっているので、「出たくなるところ」は、目立つ頑丈な柵、「そうでないところ」はここに柵があるのが判る程度で十分。
この差異を見分けるのは、経験・というか、牛の気持ちになってみる・というか。![]()
そして写真は、雪が溶けてからさんざん牛の脱走した枠を修理回収したところ。
広い牧草地の周囲というと測ったことはありませんが、またぼちぼちと修理の季節です。
放牧が出来るようになるまで(草が伸びるのに)、一ヶ月くらいかかります。
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